ryokatsu.dev

ヤバい!最近小説を全然読んでいない


ふと去年読んだ本を確認していたらあることに気づいた。

全然小説を読んでいない!!!

去年読んだ小説は、「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の一冊だけ。業務で必要そうな本だったり、技術書はそれなりに読んだ。ただこれは危険だなと思ったのでポエムを書くことにした。

小説との出会い

元々小中高と本なんてほぼ読まなかった。大学生になると友達がほとんどできず図書館に籠もるようになり暇なので、夏目漱石の「吾輩は猫である」を読んだ。あまりにも面白くて夏目漱石の他の作品を片っ端に読み、明治時代のいわゆる近代文学を読み漁った。大学は4年生だったため本を読む時間は無限にあったので、そこから古典から現代小説まで気になるものをひたすら読んだ。

こういうと大袈裟だけど自分のアイデンティティは、ほとんどこの時期に読んだ本や映画で確立した気がする。特にカフカ、ドストエフスキー、内田百閒、エドガー・アラン・ポーが大好きでほとんどの作品を読んだ。

ドン・キホーテ

ディスカウントストアではない方のドン・キホーテ(古典)は、僕にとってバイブルのような作品で、「人間ってのは全員いい意味で狂っている」ことを知れたいい作品だった。人生なんておかしいし、だから面白い、つまり自分が面白いと思ったことやればいいんだと生きることについて教えてくれたお笑い小説でまた読み直したいと思っている。

技術書ばっかり読んでいていいのか?

そもそも去年に限らず、エンジニアになってから技術書を読むようになったことで、小説を読むことが減っている。

技術書を読むのはとても学びになるし読むべきなのは確か。しかし技術書ばかり読んで、小説を読まないのはマズイ。小説は、自分を写す鏡でもあるので、自分を振り返る意味でも読むべき。ということで「技術書を捨てよ!小説を読め!」という精神で今年は小説を沢山読もう。