放送大学に出願した話
この記事は、ryokatsu Advent Calendar 2021の3日目の記事です。
タイトル通りで2022年4月入学の放送大学の情報コースに出願しました。
きっかけ
自分は、33歳の文系でフロントエンドエンジニアをしていますが、CSの学習を全くしていないし、大学もいわゆるFランの大学でほとんど真面目に勉強しないまま卒業したので、いざ周りに情報学部や、頭のいい大学を卒業した人がいると劣等感に悩まされることがありました。現実問題として、独学には限界があるので、しっかり大学で勉強してきている人とかがいるとその時点で自分はスキル的に負けるし考え方の視野も狭いのではと感じることが多いです。
ずっとぼんやりと学びたいなと思っていましたが、思い切って勉強しようと決めて出願することしました。
何故放送大学なのか
どの大学に入ろうか選定するときに最初に検討したのは、UoPeopleでした。以下えんぴつさんのブログが非常に参考になります。
Computer Scienceの学位が取れる米国のオンライン大学University of the Peopleに入ってみた感想
無料という点に惹かれましたが、英語が絶望的にできないので断念しました。(英語の勉強については、違うアドベントカレンダーで記事書きます。)
そもそも自分には条件がありました。
- オンラインで授業可能
- いつでも授業を受けられる
- 学費がそこまで高くない
- 学位とかは取れればいいかなレベルで自分に取って学びになれば良い
これが満たせるのは放送大学でした。
放送大学エキスパート
放送大学の特徴として
- 情報コースがある
- しかし情報学部の学位は取得することができない(教養学部の1コースという扱い)
- オンラインだけどテレビの授業がある
というのがあります。また、放送大学には放送大学エキスパートというのが存在します。これは何かというとプチ学位的なもので、2007年度の学校教育法改正によって誕生した履修証明制度というもので社会人などを対象にした別の履修証明というのが取得できるコースになっています。この放送大学エキスパートの中に計算機科学基礎プランというのがあり、授業の内容もCSの授業になるのでこれだ!と思いました。
実際には、20単位を取得すればOKでWEBで出願する際に科目選択する過程で、計算機科学基礎プランコースの授業を検索できます。
どの科目を取ったか
授業のタイトルだけ記載すると以下を選びました。
- 身近なネットワークサービス(’20)
- データ構造とプログラミング(’18)
- 自然言語処理(’19)
- データベース(’17)
- アルゴリズムとプログラミング(’20)
- コンピュータの動作と管理(’17)
- 情報学へのとびら(’22)
- 記号論理学(’14)
- コンピュータとソフトウェア(’18)
- Webのしくみと応用(’19)
- C言語基礎演習(’20)
- デジタル情報の処理と認識(’22)
- 情報ネットワークセキュリティ(’19)
出願までの流れ
まず資料請求することをおすすめします。送られてるくる資料に授業の一覧や出願までの流れが入っています。WEBでも見れますがどんな授業があるか見るのは送られてくる紙の資料のほうが見やすいです。
次に出願ですが、WEB出願だと割とすぐに完了します。最後の出願する前の確認ページで、合計の授業料が表示されます。(自分は約15万円でした)
WEB出願が終わったら高校 or 大学の卒業証明書が別途必要になります。(郵送で放送大学に送る。送らないと入学できない)自分が該当する資料は、高校証明書だったので母校に卒業証明書を発行して貰うため郵送で問い合わせしました。証明書を発行してもらう申請書に当時の担任の先生の名前を記載する欄があり何か高校生活を思い出したりしました。。
※後で気づいたのですが、卒業証書とかでも証明になるようでした。
実際やっていけるの?
これは正直分かりません。一応今の会社はサバティカル休暇制度は存在するので最悪それを使うのも手かなと思いますが、子供もいるので中々厳しい部分も出てくると思います。
1年ぐらい休職 or 退職して勉強に費やすことも考えたのですが、家族のために仕事やめることもできず(そもそも退職したいと思わない)なので普通に仕事をしながら夜に授業を受ける感じになりそうです。
放送大学にはサテライトスペースというのがあり、学生であれば自由に入れるキャンバスみたいなのがあります。このサテライトセンターが自分の住んでいる場所から、自転車で10分掛からない場所にあるので、気分転換にキャンバスで勉強することができそうなのは良い点です。
また入学してある程度経ったらブログ書こうかなと思います。